1300年間ずっと湧き続けてきた魔法の温泉

古湯坊 源泉舘下部

地元民・リピーターによるおすすめポイント!!

  • 武田信玄の時代よりもずっと前から自噴している温泉。
  • 混浴にチャレンジできる!
  • 効能がすごい。怪我や手術後の治癒だけでなく、都会の生活での疲れも癒してくれる温泉。

下部温泉はよく「信玄の隠し湯」と呼ばれていますが、本当の起源はもっともっと古いって知ってましたか?

川中島の戦いが始まったのが1553年ですから、ざっと計算しても500年足らず。案外最近ですね。しかし、下部温泉は平安時代初期、仁明天皇の時代には存在していたのです。仁明天皇という名前だけで「あ~、あの時代ね!」と言える歴史博士は1割にも満たないと思いますが、あの小野小町が仕えていた天皇と言ったら、かなり昔だということは分かって頂けるはず!

下部温泉の駅から約1キロ坂道を上がって行った所にある「古湯坊 源泉舘」さんは、下部温泉郷で最も古い温泉で、約1300年前に温泉が湧き出した所を石で囲ってお風呂にしたのが始まりだとのこと。1300年前からずっと湧き出している温泉を守り続けていることにロマンを感じます。

「源泉舘」さんの大きな特徴は二つ。

一つは、温度がぬるいこと。ぬるいので、のぼせることなくずーっと入っていられます。

二つ目の特徴は、別館の半地下にある「かくし湯大岩風呂」が混浴であること!

混浴でも心配ありません。男女共にタオルや湯浴み着を着て入浴する『男女平等スタイル』であるので、見たいモノも見たくないモノも見えません。

58代目館主の依田茂さん曰く、混浴では男オンリー、女オンリーよりも会話が弾むんだとか。常連さんの話を聞くのも旅の一興です。

地面から自噴する30度ほどの温泉にゆっくりと浸かり、身体が熱いお湯を欲したら、隣の「あつ湯」に3分ほど入るのがお薦めの入浴法です。(ちなみに、女性専用時間もあります)

「源泉館」さんは、とにかく「お湯」にこだわる人、「お湯」の違いが分かる人にお薦めの温泉宿。「源泉館」の隣にある鳥居をくぐり、約170段の石段を上っていくと「熊野神社」があります。ここでは、怪我をして松葉杖をついてやって来た人が、温泉療養後に回復し、要らなくなった杖を奉納する神社なのです。怪我をしていない私が登っても相当キツい石段を、怪我をしていた人が登れるようになるほど回復させるすごいお湯を体験してみてください。

古湯坊 源泉舘

  • 住所

    〒409-2942 山梨県南巨摩郡身延町下部45番地

  • 電話

    0556-36-0101

  • ホームページ

    https://gensen1126.jp

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