ワクワクが止まらない大人の砦
地元民・リピーターによるおすすめポイント!!
さて問題です!「山人砦」と書いて何と読むでしょう?!
ヤマビトトリデ?それでは、詠み人知らず(ヨミビトシラズ)のようでカッコよくありません。
正解は、「ヤモード砦」。
Wikipediaによれば、山人(やもうど)とは、山に入って山菜や動物などや食物を採集する(専業あるいは兼業で)職業と。その仕事をする人のこと。日本の山地の集落で使われている呼び名であるそうで、ここ、南山梨エリアの北側の奥の奥にある秘境、奈良田の里でもこう呼ばれています。
その「山人」の家ではなく、砦ですよ!!砦と聞いただけでワクワクしてきませんか?
そうなんです。「山人砦」さんは、山で暮らしてきた先人たちから受け継いだ、厳しい自然を相手にしつつ、その自然の恵を頂きながらクラス技や知恵に触れられる宿なんです。
東京から移住してきたご主人の鹿島健利(たけとし)さんが元々住んでいた家を民宿に改築。
しかも…、表面の皮をむき出しにした木を貼り付けた壁、鹿や熊などの毛皮、鹿の角、囲炉裏、そして鉄砲も!
マタギ気分になること間違いなしです。
マタギの家風と聞くと、夜露を凌ぐだけの小屋のイメージが脳内に浮かぶと思いますが、美しいのです。洗練されたセンス×ゴツゴツとした山人のイメージ。これが、「山人砦」さんです。
さらにワクワクしてきませんか?
「山人砦」さんは1日1組限定の一棟貸しの民宿。
19畳の和室をドーンと使ってもよいし、間仕切り扉を使って2部屋に分けて使うもよし。しかも、チェックインの時間はカッチリと決まっていません。前もって連絡すれば、マイペースの旅が可能です。
食事は、山の幸をふんだんに使った料理、その名も「山人の宴」。
これまたワクワクします。
今では「ジビエ」というフランス語でオシャレになった野生の獣肉の料理も、山人が昔から食べていたものです。山魚を囲炉裏で焼いたり、猪肉の煮込み料理、鹿肉のしゃぶしゃぶ…。鹿肉も煮込んだり焼いたりしたものであれば都会でも食べられますが、生に近い「しゃぶしゃぶ」で食べられるのも、新鮮だからこそ。まさに「地産地消」の恵です。季節の山菜の素朴な味わいも魅力的!
「山人砦」さんのもう一つの魅力は温泉!
なんと、近くにある日帰り温泉施設「奈良田の湯」にステイ中は入り放題なんです。この「奈良田の湯」は東日本一の泉質に選ばれたこともある絶品のお湯。美肌効果があると言われる「トロトロ」の温泉は山の宝物。
中部横断自動車道の「下部温泉早川IC」から車で約1時間。山間を流れる早川に沿って山道をどんどん北上した所にある秘境中の秘境、奈良田の自然を目一杯、腹一杯、心一杯に楽しんでみてください。
秘境冒険民宿 山人砦
住所
山梨県南巨摩郡早川町奈良田403
電話
080-2782-4408
ホームページ