下部・常葉エリア
好きだからこそ秘密にしておきたい街
地元民・リピーターによるおすすめポイント!!
「武田信玄の隠し湯」として知られている下部温泉郷。実はその発祥は古く、鎌倉時代、古墳時代…とも言われています。
戦国時代に「今すぐ入りたい!癒されたい!全国有名温泉郷マップ」のような物が存在していたとすれば、巻頭カラーページに掲載されていたとしてもおかしくありません。武田信玄はことさら隠す必要もなく、各地の戦国大名から羨ましがられていた可能性も!
下部には、武田信玄が隠していたと言われている物がもう一つあります。
それは金山。武田氏が山梨県全域に所有していた多くの金山の中で歴史的に最も古いのが、甲州市の北部にある黒川金山と下部にある湯之奥金山なのです。
時代は下り、武田信玄が鬼籍の人になって久しい令和の現代でも、下部温泉駅から約2.5キロ続く「湯町」とも呼ばれる下部温泉郷には、実は「地元民の隠し〇〇」ともいえる謎が色々あります。
「下部ホテル」の驚きの朝食メニュー
「丸一食堂」の「さくら丼」の柔らかすぎる馬肉の謎
「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」の砂金採り体験にリピーターが絶えない秘密
下部温泉で怪我が治った人々が松葉杖を奉納することで知られる熊野神社の階段の謎
「湯町ホタル公園」に生息する蛍の謎…。
実は、この他にも謎がたくさん。そして、貴方だけの「隠し〇〇」を見つけ、下部温泉を貴方の「隠れ家」に加えてください!
そして、このエリアには信玄の時代にはなかった新たな「名所」があります。
アニメ(漫画)「ゆるキャン△」のモデル地として有名になった、身延線の甲斐常葉駅近くの常葉(ときわ)の五条ヶ丘!
1950年代には年間の乗降客が30万人以上、一日平均すると約900人の人が利用していた「甲斐常葉駅」も、今では静かな駅になっていますが、モデル地周りをする「ゆるキャン△」ファンで賑わいを取り戻しています。
アニメのモデル地とは面白いもので、初めて来た場所も見慣れた景色!無人駅の「甲斐常葉駅」は主人公たちが通学に使っている駅。今は廃校となった下部中学校は主人公たちが通う「本栖高校」。街中にはアニメに合わせた看板もここかしこに!
ノンフィクションとフィクションを行ったり来たりする遊びの仕掛け人でもある五条ヶ丘活性化推進協議会の会長の深山光信が住職を務める「常幸院」に車を停め、
昭和の香りが残る商店街を散策する。
坐禅会に参加する。
犬の「そら」ちゃんと遊ぶ。
誰でもいつでも鳴らせる鐘を鳴らす。
住職と話をする…。
「ゆるキャン△」のモデル地「五条ヶ丘」は、学校や家では学ぶことができないことが学べる場所でもあるのです。
五条ヶ丘に行ったら、下部温泉へ!下部温泉に行ったら、五条ヶ丘へ!
車で来た人も、JR身延線に乗って、お隣の駅に行ってみてください。
©あfろ・芳文社/野外活動委員会